脱兎の夢日記。

脱兎の夢日記。

夢と現実の日記。

☾⋆| GIRLS-PSYCHOPASS

自殺未遂をして休職することになった私。
ずっと家にいても仕方ないので、心配をかけてしまった親戚の家へ顔を見せにいくことにした。
親戚の家に行くには電車に3時間以上乗ることとなる。
かなり暇だ。

電車に揺られながら携帯の音楽アプリを開いた。
シャッフル再生ボタンを押し、イヤホンから流れる音をだらだらと聴き続ける。

すると突然、私の胸を打つ音楽が流れた。
全く知らない、初めて聴いた曲だ。
軽快でいて激しい音、電波系というのか理解出来ない謎の歌詞、それでいてなぜか重苦しさを感じた。
タイトルは『GIRLS-PSYCHOPASS』。
調べてみると同タイトルのゲームの主題歌であった。

私は『GIRLS-PSYCHOPASS』がすっかり気になってしまい、ゲームの体験版のプレイ動画を見ることにした。

学園もののゲームなのか、スタート画面には立派な学校を背景に制服を着た女の子たちがズラリと並んでいる。
主人公の男は女の子たちの通う高校に転校し、彼女たちと交流していくらしい。
なんだか普通のギャルゲーみたいな設定だ。
少しがっかりした。

しかし、ゲームは予想外のシーンから始まる。
主人公が帰宅するとそこには茶髪でショートヘアの可愛い女の子がソファでビールを飲んでいるのだ。
学園ものはどこにいったのか。
未成年はビールを飲んではいけない。

しかも、この帰宅した家はそもそも主人公の家ではないらしい。
女の子がもともと一人暮らしをしていた家に、この主人公が同棲し始めたようだ。
なんだかいかがわしい雰囲気が漂っている。

そして、女の子と主人公の会話が始まる。
女の子は愛想がよく、ニコニコした可愛い顔で、主人公を煽てている。
リップサービスがお上手だ。
対する主人公も爽やかな笑顔でスムーズに会話を進めていく。
女の子のリップサービスに照れたり動揺したりすることもない。
よくいる冴えない童貞主人公とは一味違うようだ。

楽しげな会話が続いていく間、セリフのテキストとは別に女の子の横に表示された吹き出しは、罵詈雑言で埋め尽くされていく。
主人公は「美人眼」を使い、そんな女の子の心情を読んでいく。
この「美人眼」は女の子の心が美しいかどうかを探ることが出来る主人公の特殊能力らしい。
厨二臭い設定だ。

この2人はなぜ同棲しているのか。
どんなストーリーを展開していくのか。
そもそも何を目指していくゲームなのか。
夢中になって動画をみているうちに乗り換えの駅に着いてしまった。